こんにちは、我流卓球理論のSHUNです。
練習ではすごく強いのに、本番になったらなかなか自分の実力を出せなくなってしまいますよね。
そんな、「本番になったら自分の実力を出せない」という悩みも、解決する方法があります。
それは、本番に強い人と弱い人の違いを知ることです。
今回は、本番に強い人と弱い人の違いについて知ってもらい、本番に強い人の習慣を手に入れてもらいたいと思います、
もくじ
本番に強い人と弱い人には、決定的な違いがある
本番に強い人と弱い人との間には、決定的な違いがある。
それが、習慣だ。
習慣というのは恐ろしく、悪い習慣身に着けてしまっては一気に悪い方向にいくものだ。
逆に、良い習慣を身に着けることができると、日々成長していくことにつながるだろう。
習慣は、人生を形成するといっても過言ではない。それは、卓球の練習にも言えることであろう。
今回は、本番力のある人とない人の習慣の違いについて、筆者が勉強した本の内容を卓球に当てはめて紹介しよう。
1.本番力のある人は練習で頑張る。ない人は本番で頑張る。
いざ、本番になったら脳は70%しか動かないという。
つまり、どうしても本番は練習よりもパフォーマンスが落ちてしまうということだ。
練習でなんとなく卓球をしている選手が、本番に強いわけがない。
練習で1球もミスしないようにすることや、上手くいくように頭を使うこと、体の使い方を意識して染み込ませること、手を抜かないことは絶対に重要だ。
本番力のある人は、120%で練習し本番で70%の実力を出すのだ。
あなたは70%で練習して、本番で120%を出そうとしていないだろうか?
これは、体力的に自分を追い込めという意味ではない。まずは、ミスに対して厳しくなろう。
2.本番力のある人は、実力を普段通り出そうとする。ない人は、実力以上を出そうとする。
練習でできないことが、本番でできるわけがない。
なぜなら、本番では練習通りやることさえも難しいからだ。
実際に、練習でできても本番でできないということはよくあるはずだ。
本番力のない人は特に、自分の実力以上のものを出そうとする傾向がある。
自分の実力を出せば勝てる相手に対して、実力以上のものを出そうとして負けることもある。
これを防ぐためには、普段練習してきたことをやろうとすることが大事だ。
試合は練習の成果を見せるところである。
練習でやってきたことを信じて、自分の実力を出し切ろうと努力するのが賢明である。
また、練習でやった事を本番でやることで、練習で何が足りなかったのかを明確にする事ができる。
明確にすることができれば、次にどんな練習が必要なのかが分かるだろう。
3.本番力のある人は、点を取られても取り返えそうとする。ない人は点を取られるという事が頭から抜けている。
本番力がない人は、点を取ることだけを考える。
点を取られるということが、頭の中から抜けているから、いざリードされた時に「ああ、だめだ」とメンタル的にくずれ、焦ったり無理をして打ちにいったりする。
本番力のある人は、うまくいかずに点を取られることがあるのを理解しているのだ。
だから、1球1球しっかり返球していこうという気持ちになれる。
点を取られても焦らずに、点を取り返そうすることができるから、返球が雑になったりはしない。
卓球ではメンタルや物の捉え方が非常に重要で、点を取られても取り返すという考え方ができる選手は強い。
どんなに点数をとられても、フルゲームになろうとも、最終的に勝てばいいのだ。
点を取られたら、取り返してみせよう。
4.本番力のある人はシミュレーションをする。ない人は希望的観測を立てる。
本番力のある人は、具体的なシミュレーションをし、複数のシナリオを描ける人のことだ。
逆に本番力のない人は上手くいく状況のことしか考えない。
例えば、
下回転サーブを出す→相手がツッツキする→自分がドライブをかける→自分が得点する
これは「こうあってほしい」という希望的観測だけで未来予測をしている状態だ。
希望的観測だけで未来予測をしていると、イレギュラーな状況になった途端「こんなはずではない」とパニックに陥る。
本番力のある人は、
「下回転サーブをチキータされたらサーブのコースや長さを変えよう」
「ストップされたら深くツッツキしよう」
「ドライブの調子が悪かったら威力を落としてでも入れに行こう」
と、思い通りにならないパターンも一緒にシミュレーションし、複数のシナリオをあらかじめ描いているのだ。
練習では、思い通りにならないパターンもやっておこう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、「本番に強い人と、弱い人の違い」について紹介させていただきました。
両者の違いを知り、本番に強い人の習慣を身に着けることができれば、試合で強い選手になれるはずです。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
おわり