こんにちは、我流卓球理論のSHUNです^^
「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」という言葉をご存知でしょうか?おそらく聞いたことのある方が多いかと思います。
「敵についても味方についても情勢をしっかりと把握していれば、何度戦っても敗れることはない」という意味です。
卓球の真髄は、まさにこの言葉に集約されているなと僕は思っています。
今日はこの言葉の一部の
「己を知る」
と言うところにフォーカスをして、お話していきたいと思っています。
僕は、自分の長所を知ると言うことが本当に大切だと思っておりまして、
今日はその見つけ方について2つの方法をご紹介します。
①自分の動画を見てどういう得点パターンが多いのかを分析する
長所を見つけるための、画期的な方法です。
自分がプレーしている動画を撮るのはすっごくオススメしています。
なぜなら、自分の卓球している姿をじっくりとみる機会は意外と少なく、動画をとることで客観的にみることができ、新しい発見がある可能性が高いからです。
また、考えながら卓球をするのが苦手な人にも、この方法なら客観的に分析できます。
動画をみる上で重要な視点は、
自分はどういった得点パターンが多いのか?
を良く観察する事です。
自分が得点しているところを、一つ一つ分析してみて下さい。
その一点は、サーブなのか、3球目ドライブなのか、ブロックなのか、カウンターなのか。
また、コースはクロスに打ったのかストレートに打ったのか。
なぜこんなことをするかと言うと、極端な話ですが、
得点しているところは全てあなたの武器になる要素があるかもしれない
からです。
それはたまたまブロックでとったラッキーボールかもしれませんが、どんなラッキーボールだったとしても球をしっかりと返球したという事実がそこにはあります。
その時点で、将来の自分の武器候補となるわけです。
この、自分の武器や武器候補を見つけるという過程を経ることで、伸ばすべき長所や練習の方向性を固めることができます(テーマを決めて練習しなきゃ効率悪いのです)。
②周囲の人から、客観的にアドバイスをもらう
次にこれです。
周囲の人にアドバイスを求めるのは、誰でもやっている事だとは思うのですが、自分の長所を見みつけるためにはあなたの質問のしかたが大事です。
ただ、「アドバイスお願いします」じゃ、あなたの欲しい良質な解答は得られません。色々なアドバイスをもらったとしても、それをしっかりと活かせた人は少ないのではないでしょうか?
じゃあ、具体的にはどういう質問をすればいいのかと言いますと、
「自分の、どういったプレーがやりづらく感じましたか?」
「自分の長所はどういった所でしょうか?」
と具体的な質問で聞いてみて下さい。
すると
「こういうところは良かったと思うよ」と明確な答えが返ってきます。
これで、自分の武器または武器候補が見つかるわけです。
自分が卓球をやっている感覚と、対戦相手が受け取っている感覚は結構違います。
「自分のこういうプレーって、意外と相手はやりづらいんだなぁ」
ということが分かるだけで、次から自信を持ってプレーをすることができると思いませんか?
まとめ
自分の長所を知るためには、
①自分の動画をとって分析する
②周囲の人に具体的なアドバイスを求める
この2つをまずやってみましょう。
自分の長所が分かるだけで、やるべき練習が分かったり、自信を持ってプレーをするきっかけになります。
今日はここまでです。