こんにちは、我流卓球理論のSHUNです。
あなたは、相手が格下だと思っていたら負けたというような経験はありませんか?
僕は結構あります。
で、こういう時って自分自身が傲慢だったり、逆に格下相手に過度にプレッシャーを感じてしまったりしているはずです。
格下に負けるって悔しいですよね。やはり、言い訳もしたくなりますよね?
でも言い訳してる場合じゃないのもまた事実。
今日のテーマは、
格下の選手相手に取りこぼさないためにできる「心の準備」
って感じでやってきます。
もくじ
余計なプライドは捨てよ
「相手が格下のはずなのに、あれよあれよという間に試合がもつれて、そのまま勢いに乗れずに負けた。」
誰しもが、こういった経験をしたことがあるのではないだろうか。
筆者にも、たくさんそういった経験はあった。
相手が、明らかに自分よりも弱いと思っていた場合、なめてかかって痛い目をみることがあるだろう。
格下に取りこぼしてしまう場合、一番大きな原因が、相手をなめてかかってしまうということだ。
「テキトーにやっても勝てるんじゃないか」
「どうせなら格好良く勝ってやりたい」
こういった傲慢さが、自らの勝利を遠ざけることになるだろう。
これは、自分のプライドが邪魔して、上記のような考えが生まれてしまうのだ。
結果、接戦になった場合にさらにプライドが邪魔してイライラし始めてしまったら最悪である。
まずは、相手が格上だろうが格下だろうが、全力で倒しに行く覚悟が必要だ。
そのためにできることは、自分がやるべきことに集中することなのだ。
こんなところで負けられないというプレッシャーは無意味
格下に負けてしまうもう一つの原因が、「この人には負けられない」というプレッシャーだ。
これも、自分のプライドが邪魔して「負けられない」という思考が生まれてしまう。
試合中にこういったプライドが邪魔してきそうになったら、自分のやるべきことだけに集中することだ。
なぜなら、格下相手に思わず持ってしまうプライドというのは、試合に対する集中力をそいでしまうからだ。
もちろん、相手が格下という意識になってプレッシャーを感じてしまうこともあるだろう。
しかしながら、格下に見える相手が実はかなりの強敵である場合も少なくない。
そもそも本番の試合では、相手が弱く見えても格下かどうかわからないし、強く見えても実際の試合は弱いかもしれない。
つまり、大切なのは相手が格上か格下かを意識することではない。
いかなる場合も自分のやるべきことは何なのかを集中して考えることが大事なのだ。
目の前のことだけに意図的に意識が向くようにして、「傲慢さ」や「プレッシャー」という余計な思考を排除するようにしよう。
格上を倒す方法は、自分のやるべきことは何なのかを考え、実行することである
格下を確実に倒す方法もまた、自分のやるべきことは何なのかを考え、実行することなのだ。
常に、チャレンジャーであることを自覚しよう
試合をするときには、常にチャレンジャーの精神でいることが非常に重要だ。
それがたとえ相手が格下の選手であってもだ。
なぜなら、チャレンジャーの精神でいれば、「思い切ってぶつかっていけばいい」「自分の実力を発揮すればいいんだ」というプラスの心理状態になりやすいからだ。
しかしながら、どうしてもチャレンジャーの精神を持ちにくい場合もある。
例えば、前回勝っている相手と戦う場合は、挑戦を受ける立場にまわってしまう。
そうすると、「負けられない」という心理が働くことだろう。こうなってしまえば、プレーに積極性がなくなり、あいてに付け込まれる可能性が出てくる。
チャレンジャー精神を持つために必要なのは、「負けてもいい」と思うこと
チャレンジャー精神を持つためには、「負けてもいいんだ」と思うことも非常に重要だ。
試合前に「負けるかもしれない」と不安になっていては、自分の本来のプレーができなくなってしまう。
試合で大事なのは、「本来の自分の力を発揮すること」である。
本来の自分の力を発揮できたかどうかで、その試合結果が変わってくるのだ。
仮に負けてしまったとしても、自分のベストを出せたのなら、相手が以前よりも強くなっていただけである。
相手が自分よりも強かったのなら、負けてもいいのだ。
実際に、人が一番悔しさを感じる時は負けた時ではなく、自分の力を出せなかった時なのだ。
だから、格下の相手と試合をする時にプレッシャーを感じてチャレンジャー精神を忘れてしまう選手は、自分のベストを尽くすことさえ意識すればよい。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、格下に負けないようにするための心の準備というテーマで書かせてもらいました。
相手が格上だろうと、格下だろうと「この人に卓球を教わるんだ」という謙虚な気持ちを持つことは大切ですよね。
そうすることで傲慢さも消え、自分のベストを尽くすことのできる可能性が増えます。
格下に傲慢さやプレッシャーで負けてしまう選手はぜひ一度参考にしてみてください。