こんにちは、我流卓球理論のSHUNです。
みなさんは、フォアハンドとバックハンド、どちらが得意ですか?
どちらかといえば僕が得意なのはフォアハンドです。
では、「試合で勝つために」優先的に練習に取り入れるべきなのはどちらか?
と考えた時には、
バックハンドの練習を多めにしておいたほうがいい
と僕は考えています。
もちろん、フォアハンドが強いのは非常に重要なことです。
ですが、試合で勝つためにはバックハンドを鍛えておくことが近道になりやすいです。
今日はその辺の話。
では解説モードへ。
もくじ
実践で勝つための近道は、バックハンドを鍛えることにある
さて、筆者は実践で勝つための近道は、バックハンドを鍛えることだと考えている。
「フォアハンドを鍛えることよりも重要ですか?」
と聞かれれば、よほどフォアハンドが弱点じゃない限り、YESと答える。
なぜなら、バックハンドを鍛えることでラリーを有利にしやすくなるし、崩されにくくもなるからだ。
逆にバックハンド技術が伴わない選手は、簡単に崩されやすく、調子の波も激しく、自分の思い通りの卓球がしづらくなることが多い。
なぜ、バックハンド技術が伴わない選手は試合で崩されやすいのか?
この記事ではバックハンドの重要性を説き、あなたの練習のモチベーションを高めて頂きたいと思う。
まずはバックハンドを鍛えた方が良い3つの理由をお伝えしよう。
バックハンドを鍛えたほうが良い3つの理由
1.実践ではオールフォア卓球はほぼ不可能だから、バックハンドを鍛えた方が得策
まず前提として、現代の卓球では一般層も含めてオールフォア卓球はほぼ不可能だ。
オールフォアをするには、サービスレシーブの質を格段に高めることや、相手のレシーブを読む力、どこに振り回されても動き切れるフットワーク、その体力など求められるものが多すぎる。
一般層の選手にはこれら全てをカバーするほどの練習量があるとは到底思えない。
また一般層でもチキータによって攻撃的なレシーブをしてくる選手も増えている。
この状況下では、オールフォアを目指すよりもバックハンド技術を鍛えた方が効率がいいだろう。
絶対にバックハンドを使わなければならないのなら、それを鍛えるべきだ。
2.バックハンド技術が苦手だと簡単に試合で崩されるから、バックハンドを鍛えた方が得策
バックハンドに難がある選手は、本来バックハンドで処理するべきボールを無理やりフォアハンドで回り込もうとする。
これでは博打のプレーが多くなり安定して試合に勝つことが難しくなってしまうだろう。
また、バック側に来るボールに対して回り込んでばかりいる選手は、フォアサイドを大きくあけることになる。
もちろん、回り込んで一撃をかますプレーも必要ではあるが、あまり偏りすぎると良くない。
読まれていると、あいたフォアサイドを狙われ一気に形勢逆転される。
一度読まれ始めたら、リスクを負ってせっかく回り込んでもさらなるリスクを背負うことになる。
つまり、バックハンドが苦手だと相手に悟られたその瞬間に、あっという間に崩されてしまうということだ。
バックハンドを鍛えておけば、無理して回り込む必要もなく、リスクを最小限に抑えられる。
3.試合では7割のボールがバック側にくるから、バックハンドを鍛えた方が得策
実はこれが一番単純で最も重要なポイントだ。
試合では、7割のボールがバック側にくる。
サーブをバック側に出すことも多いだろうし、レシーブを安全にバック側に返球することが多いはずだ。
さらには、そのサーブレシーブをクロスに返球してバック対バックからの展開なども多い。
つまり、実戦ではバック側にボールが集まりやすいということである。
このバック側に集まってくるボールをいかに上手に処理するのか?という点が、試合の結果に直結してくるのだ。
これを全てフォアハンドで返そうとすると、相当なストレスがかかる。
バックハンドを強化することで、あなたの卓球はぐんと良くなるはずだ。
バックハンドを強化した筆者の事例
筆者はもともとフォアハンドが主戦武器だ。これは周りからもそういわれるし、実際に自分でもそう思っている。
しかし、フォアハンドの練習はバックハンドと比べるとそんなに多くはない。
なぜなら、バックハンドを鍛えたほうが試合に勝ちやすくなるということを知っているからだ。
今はバックハンドの練習を多めにやって、フォアハンドはちょっと調子の悪い時だけ練習している。
バックハンドが苦手な頃の筆者は、とにかくミスが多かった
バックハンドが苦手だった筆者は、到底試合で勝てるような選手ではなかった。
一番多かったのが、バックハンドで処理するべきボールを無理やり回り込んミスしてしまうケースだ。
そして、次に多かったのがバックハンドそのもののミスだ。
試合では、7割バック側にボールが集まってくるわけだが、実際にこの2つのミスがなくならない限り、
単純計算で7割もの点数を失点することになる。
もちろん得意なフォアハンドも、100%ミスしないというわけではないから、仮にバックハンドがラッキーで入ってもプラスマイナス0である。
これでは到底試合で勝てるわけがない。
バックハンドを克服したとき、自分の長所を出しやすくなった
筆者がバックハンドを克服したとき、自分の長所を出しやすくなった。自分の持ち味のフォアハンドドライブまで粘れるようになったのだ。
7割集まってくるボールに対してうまく対応できるようになった分、ラリーが非常に楽になったし試合にも安定感が生まれるようになった。
まだまだバックハンドには改善の余地があると思っていて、今はそこを強化中である。
まとめ
バックハンドは試合で使う機会が多いです。
試合で使う機会が多いということは、やはり練習しておいたほうがいいですよね。
バックハンドが安定してくると、試合でも非常に勝ちやすいです。
フォアハンドが著しくへたっぴだとこれも問題ですが・・・。
今日は終わり。