こんにちは、SHUNです。
バタフライから新しい粒高ラバーが発表されました。
その名も
- イリウスS
- イリウスB
の2種類の粒高ラバーです。
日本のトップメーカーが発売する粒高ラバーで、しかも新スポンジを搭載していることを考えると、注目度が高まりそうです。
今までの粒高ラバーとは何が違うのか?
そのあたりを調べていきましょう。
もくじ
イリウスの3つの特徴
まずは、イリウスの基本情報についてです。
①硬めに作られたトップシート
イリウスのトップシートは、硬めに作られています。
硬めに設計することで、スポンジとの相性によって粒高の効果が高くなるようです。
カットとかする時には、柔らかいトップシートよりも硬めの方が低く飛び出す傾向にあります。
低いカットを実現できそうです。
②細長く設計された粒形状
細長く設計された粒によって、よく粒が倒れるので変化が大きくなりそうです。
シートを硬く設計された分、粒が倒れなくなってしまうと思いきや、粒を細長く設計することで粒が倒れるようにしているのかもしれません。
また、粒を細長く設計するとコントロールを失いがちですが、シートそのものが硬いため、粒が倒れすぎないという絶妙なバランスを保つ設計なんでしょうね。
③新スポンジ「アブソーバースポンジ」
アブソーバーとは、吸収や、吸収材といった意味があります。
相手の打球の威力を吸収することを目的として開発された新スポンジであることがうかがえます。
一般的な粒高ラバーは、「スポンジが硬くなればなるほどに変化は大きくなるが、安定感が低くなる・・・」
という悩みがありましたが、それを解決するべく生まれたのがこのアブソーバースポンジであるとのことです。
アブソーバースポンジであれば硬いスポンジによる粒の倒れやすさと、ボールの威力を吸収する安定感を両立させることが出来るのですね。
タマスの説明でも、
硬くても相手の打球の衝撃を吸収するので、ツブ高ラバーによる変化を生かしつつ安定性も高めることができる
タマス公式サイトより引用
と説明されています。
イリウスSには「アブソーバースポンジ・ヘビー」
イリウスBには「アブソーバースポンジ・ドロップ」
が採用されています。
イリウスSとイリウスBの違い
トップシートは同じでスポンジが違う
前述しましたが、イリウスSとイリウスBの違いはスポンジにあります。
トップシートは全く同じものを採用しているようです。
イリウスSには、「アブソーバースポンジ・ヘビー」
イリウスBには、「アブソーバースポンジ・ドロップ」
が採用されています。
この2つのスポンジは何が違うかというと、
硬さだけです。
ヘビーとかドロップとかようわからんかっこつけた名前で売ってますが、違いは
なんと硬さだけですwwww
イリウスS(アブソーバースポンジ・ヘビー)は、45度。
イリウスB(アブソーバースポンジ・ドロップ)は、48度
だそうです。
普通に、イリウス45度とか、イリウス48度の方がわかりやすいと思うんですけどね(笑)
スポンジにこだわっている、タマスの一種のブランディングを感じますね。
イリウスSをオススメできるのはこんな人?
相手の強打を抑えやすく、低くて回転量の多いカットを容易にする。ラリーの安定性と、回転量の違いを生かすカット主戦型のプレーにお勧め。タマス公式サイトより引用
思いっきりカットマンにオススメって書いてありますね。
明確なターゲット設定、さすが。
後はスポンジがやわらかいから、変化量よりも安定感重視の人とかにもいいのかもしれません。
ただ、言うてもこのイリウスSも45度あるので、扱いやすいうえに変化量も担保されていそう。
イリウスBをオススメできる人はこんな人?
カット性ブロックのような台上で短く抑える打球に加え、鋭いナックル性プッシュなど独創的な攻守において高い性能を発揮する。タマス公式サイトより引用
ペン粒などの、前陣攻守用に設計されたモデルということかな。
後は、スポンジが硬いので、変化量重視のカットマンにも使えそうですね。
アブソーバースポンジのおかげで、硬くても扱いやすいのかもしれない。
もしかしたら、背伸びしたチョイスも可能かもしれませんね。
これは楽しみですね。
まとめ
イリウスの特徴をまとめると、
- 粒が細長くて変化が大きい!
- アブソーバーのおかげで、硬いスポンジによる粒の変化の出しやすさに加え、安定感を手に入れた!
- 戦う型別に、違うスポンジを用意した(硬さだけ)!
というところでしょう。
個人的には偏見ですが、粒高使いはこだわりのある選手が多く
「俺たち粒高使いは、みんながいいと言っているものなんて使わないぜへっへっへ」
というベトベトン的なノリを感じることがあるのですが、
そんな中でこのイリウスSとイリウスBがどのくらい売れるのかがものすごく楽しみですね(笑)