こんにちは、SHUNです。
今日はヤサカから発売されているスーパーインナーカーボンラケット、「リーンフォースSI」についてレビューしていこうと思います。
ん?スーパーインナー?
つまり、かなり内側にカーボンが内蔵されているということですね。タマスのインナーシリーズと比べると、さらにラケット深くにカーボンが配置されていて、球持ち重視なんですね。
ちなみにトップ選手の神巧也選手も使用しています。
そして安い・・・
もくじ
リーンフォースSIの特徴
扱いやすさ
メチャクチャ手に響いて使いやすいです。コントロール性能が申し分ない感じですね。
インナーフォースレイヤーALC.Sよりもさらに玉持ちを感じて、自信をもって振れます。
ガツッとボールを噛む感覚をつかみやすく、回転がかけやすいため安心感があります。
また、飛距離のコントロールもしやすいです。
これはいい!
飛距離・スピード
物凄く飛ぶというわけではありませんが、必要十分な飛距離を出せます。
回転量を担保しやすいので、中陣からでも威力のある重いボールを打ち出すことが可能です。
さすがに、インナーフォースレイヤーALCやインナーフォースレイヤーZLCほどの飛距離はでませんが、その分台に収まりやすいというとてもいいバランスの飛距離です。
スピードは若干でません。それでも自分の力でボールを飛ばしたい人であれば、必要十分なスピードが出ます。
やりやすい技術
ドライブの安定感が絶大です。さらに、回転量もあるので安定重視のドライブを打ちたいなら間違いがありません。
前陣のバック対バックなど速いピッチの中でも回転をかけやすいです。
期待通り、ストップやブロックといった技術も、他の特殊素材ラケットと比べると圧倒的にやりやすいです。
7枚合板のラケットよりもやりやすさを感じる人もいると思います。
ツッツキもよく切れます。
重量
平均重量85gで、比較的軽い部類のラケットになります。
多少重たいラバーを貼っても振り切ることが出来ます。
木材7枚合板などで重たいなと感じる場合はこちらを使えばそこまで弾みは変わらないと思うので重さの問題は一気に解決します。
リーンフォースSIの魅力
圧倒的なコスパの良さ
実は、このリーンフォースSIはめちゃくちゃ安いんです。
たとえば似たような性能のインナーフォースレイヤーALC.Sなんかは16000円くらいしますが、
こちらのリーンフォースSIはなんと9000円です。
正直この値段でこの性能は、ワルドナーセンゾーカーボン並みのコスパの良さです。
試しやすい価格ですね。
SHUN
さすがヤサカ!
他の特殊素材にはない、がっつりと手に響く打感
安いだけではありません。
他の特殊素材系のラケットにはない、唯一無二の打球感がこのリーンフォースSIにはあるんですね。
ものすごく手に響いて、がっつりとボールをつかみコントロールする打球感です。
正直、特殊素材系でここまでつかむラケットはなかなかありません。
インナーフォースレイヤーALC.Sも似てますが、つかむ感覚でこのラケットには及びません。
安定して回転をかけたいという悩みに寄り添ったラケットになってますね。
リーンフォースSIに合うラバー
スピードのでやすいラバー
このラケットの短所といえば、若干スピードが足りない点にあります。
そこで、スピードと飛距離をしっかりと出すことのできるラザンターR48なんかは結構おすすめです。
回転をかけながら威力とスピードを出すことができます。
ちなみに、わたしはラザンターR48を貼ったものを試打しました。すごくいいです。
硬めのラバー
硬めのラバーも合うと思います。
このラケットそのものがかなり柔らかめなので、初中級レベルの選手が硬度47.5度などの硬めのラバーを貼っても扱えると思います。
逆に柔らかすぎると微妙かも。
その他
◆ラケット
ヤサカ
リーンフォースSI
◆ラバー
フォア:ヤサカ
ラクザX 厚
バック:TSP
スーパーヴェンタス 厚 pic.twitter.com/U0QxICy7ta— はょり (@haxyori) October 6, 2019
本日の昼卓メモ
1.リーンフォースSIもR48なら行けるけどラバー小さいので張り替え要。ここで欲かいてMX-Dとかにしたら…
2.アムルタートに貼った802-40楽しすぎる。バックもスピン系にしたら違和感少なく両刀使いできそうかも!
3.8の字打法の理屈はわかるけど体現が難しい
の3本立てでした
— でぃしす (@dsys_goodshoric) July 1, 2021
オススメの選手
初めて特殊素材を使う選手
初めて特殊素材ラケットに挑戦する選手も使えるでしょう。
なぜならこのラケットは特殊素材の中でも抜群の球持ちとコントロール性能があります。
実際に、勝手にボールが飛んで行ってしまってコントロール不能になることがほとんどありません。
もちろん、木材ラケットにはこのラケットよりもコントロール性能が高いものもあるでしょうが、
なんといってもこのラケットには特殊素材特有の弾きの良さも兼ね備えています。
初めての素材ラケットに是非、という感じですね。
自分の力でボールを飛ばしたい選手
インナーフォースレイヤーALC.Sもそうなのですが、勝手に飛ぶことがないので自分の力をしっかりとボールに伝えたいパワー型の選手にもおすすめです。
パワータイプの選手が使えばスピードのなさが帳消しになり、さらに回転量のある高威力なボールを打ち出すことが出来るはずです。
リーンフォースSIのみんなの口コミ
リーンフォースsi使えば浅く低いループ自然とできる。
バイオリンに貼ったラバーがライガンより弾むから調節しないと打ちやすいループになる。手前にループ難しい— メンマしゃん (@sisukia) December 11, 2021
リーンフォースSIの特徴は何よりドライブ時の球持ち。
振り抜かないといつまでもくっついてるような感じがするので、しなるラケットを求める人は大好きなのでは?
それに、厚く当てに行くとカツンと打球音が変わりボールに伸びが出る二面性もこのラケット独特の要素。振り抜いた攻撃力はなかなか高い。— 加藤ヒロト (@kato2372) July 25, 2021
まとめ
いかがでしたか?
今回はヤサカのリーンフォースSIについてご紹介させていただきました。
9000円でこの性能、ネットだともっと安く購入できるところがありそうですね。
是非探してみてください。