【卓球ラバー】エボリューションMXSをレビュー!重量や寿命、オススメできる人はこんな人!

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こんにちは、SHUNです。

今日は、ティバーから発売されているエボリューションMXSについてレビューしたいと思います。
この値段で、こんなにすごい性能なのか!?

っていうのが正直な感想であります。

個人的には、抜群に私の特徴とマッチしているラバーで感動しています。

こんなにいいラバーが、あったのか・・・

SHUN
SHUN
私、これ使います!!!!

回転性能と安定感を重視したい人にオススメのラバー

エボリューションMXSは、回転性能に非常に優れています。
 
グリップ力が高く、シートにひっかける感覚が強いことが特徴です。
 
その感覚は、バタフライのテナジー05や、ミズノのQ5、ニッタクのファスタークG1のグリップ力を凌駕しています。
 
特に、下回転のボールをループドライブするのが非常にやりやすく、ミスをほとんどすることがありません。
 
また、弾みが極端に強いわけではないので「台に収めやすい」というメリットがあります。
 

同じラケットに上記のラバーを貼ってそれぞれ同時に試打してみました。

打感が若干硬く感じるため、スピードや飛距離はは他社ハイエンドモデルと比べるとやや出しにくいですが、エボリューションMXSが最も回転をかけやすく、自分でボールをコントロールし、台に収める感覚がありました。

さらに、スイングスピードに自信があれば、速いボールも出せます。

なかには、「硬くて扱えない」というような意見を聞きますが、

スイングスピードに自信のない人でも、ループドライブで性能を発揮できるため、案外誰でも扱いやすいラバーだと感じます。

エボリューションMXSの特徴

  1. 硬いシートで粒間隔が狭い
  2. 実は微々粘着ラバー
  3. 硬度
  4. 重量
  5. 寿命

一つ一つ見てみましょう。

硬いシートで粒間隔も狭い

エボリューションMXSの特徴は、硬く作られたシートにあります。

人気商品であるエボリューションMXPと同じスポンジを採用していますが、MXPよりもシートが硬いです。

より、回転をかけることを重視した設計になっているため、粒も太く密集している形で作られています。

MXPよりもハードにヒットしても、シートの強さのおかげで自分の力をロスなく伝えることができました。

実は、微々粘着ラバー

あまり認知はされていないかもしれませんが、エボリューションシリーズは本当に微々たる粘着が施されているそうです。

ボールもくっつきませんし、打っていて凄まじい粘着の球質がでるわけではありませんが、他のテンションラバーよりも強い引っ掛かりを感じることが出来るのが特徴です。

粘着テンションを使ってみたいけど、結局テンションに戻ってしまう人なんかは、結構いいですね。

硬度

スポンジ硬度は、47.5度ということで、MXPと同じ硬さということになります。

テナジー05とも同じ硬さになります。

これらのラバーと比べてもシートが硬く設計されている分、打球感は硬めに感じます。

硬く感じるため、ハードヒットしてもボールが落ちません。

重量

重量は、トクアツでカット後に50gあります。

テナジー05が47g程度ですので、重たいラバーであるといえます。

硬くて重たい、「重量を扱える、パワーヒッター用のラバー」です。

寿命

テナジーより長いです。

週に2~3回の練習だと、約3ヵ月くらいは頑張れると思います。

エボリューションMXSの良かったところ

  1. とにかくボールが上に上がる
  2. カウンター性能の高さ
  3. 対下回転ドライブの自由度の高さ
  4. チキータのやりやすさ
  5. おまけにストップがとまる

といったところです。

ひとつずつ見ていきましょう。

とにかくボールが上に上がる

このラバーの良さを一言にまとめると、ボールが上に上がる安心感があるということでしょう。

ドライブの連打をしていても、下回転を打つ時も、すこし弱いタッチで打つ時も、強いシートの力でボールが上に上がります。

ラケットを水平にスイングして威力をだそうとすれば、スイング方向にボールを持っていくことができとてつもない威力のボールをだすことが可能です。

SHUN
SHUN
私の場合、特にバック対バック時にテナジー05がネットミスしていたので、試しにMXSを使うと解消されました。

カウンター性能の高さ

とくにすごいと思ったのは、相手のループドライブに対するカウンター性能の高さです。

あいてのループドライブに対して、こちらも思いっきりシートを使ってかけ返せば、簡単にカウンターできます。

相手の超回転ドライブも、このシートの力を使えば自分の回転にしてしまうことが可能です。

もちろん、バック側にループドライブが来たとしても、力を抜いてボールの真上あたりを軽く伸ばせば、いい感じに伸ばすバックブロックが出来てしまいます。

テナジー05だと若干ロスが生まれていたことがありますが、しっかりとシートが噛んで伸びるボールをだすことができました。

対下回転ドライブ

ループドライブはもちろん引っ掛かりを感じて回転をかけやすいと感じました。

便利なのは、一撃で仕留めることのできる下回転打ちが可能な点です。

ボールを厚くとらえて少し弾くようなドライブをすれば、強烈な下回転打ちが出来ます。

この時も、パワーロスして落ちたり変にラバーに食い込んでオーバーミスしてしまうことがありません。

ボールが上にあがるので、水平にスイングして威力をだそうとしても、しっかりとネットを超えていきます。

チキータがやりやすい

ラバーの引っ掛かりを感じますので、チキータがやりやすいです。

相手のサービスの回転がイマイチわからないから、とりあえず入れに行くチキータで返球するという選択を私はよくするのですが、

これが非常にやりやすい。

当然、相手のサービスの変化がわかれば、威力のあるチキータを出すことが可能です。

ほんとにいいラバーです。

おまけにストップが止まる

冒頭にお話ししましたが、実はエボリューションシリーズは微々たる粘着があるんですね。

なので、他のテンションラバーと比べると若干ストップをとめやすいです。

Q5もストップしやすいなと思いましたが、Q5よりも正直しやすいです。

バウンドした直後さえとらえることが出来れば、ある程度短く止めることが可能でしょう!

エボリューションMXSの悪かったところ

  1. 重量が重たい
  2. 硬さを感じやすい

の2点です。

重量が重たい

エボリューションMXSはカット後50gありますので、やはり重さはネックになってくると思います。

ただ、ドイツテンション系のラバーはそもそも重たく設計されていて、ファスタークG1みたいに比較的軽いラバーの方が少ないです。

なので、もともとドイツテンションを検討しているひとはMXSに限らず重さは覚悟した方がいいと思います。

硬さを感じやすい

これは、好みですね。

私は硬いラバーの方が安心して打てるので、とくべつこのラバーが「硬い」とは感じませんでした。

しかし、一般的にみるとこのラバーは硬いすぎると評価する人が多いと思います。

硬いラバーが好きじゃない人には、ちょっと向かないかもしれませんね。

エボリューションMXSはどんな人におすすめか?

ゴリゴリに回転をかける7枚合板プレイヤー

回転のかかったループドライブや威力のあるパワードライブを打っていきたいと思っている人には超オススメです。

カウンタードライブもかければ全部入るんじゃないかっていうくらい、回転性能がずば抜けています。

対下回転に対して、威力のあるボールを打っていきたい人

対下回転に対して、シートが柔らかいラバーだと頑張って持ち上げないといけませんが、

エボリューションMXSであればとてもボールがあがりやすく、水平に振ってもネットを超えるため、

とても威力のあるボールを打ち込むことができます。

SHUN
SHUN

私の場合は、バックドライブでループを使うことが多かったのですが、このラバーであれば、安心して一撃を狙えるようになりました。

テナジー05では、食い込みすぎてロスしてオーバーすることがありましたが、このラバーであれば程よく球離れがいいのでオーバーもしにくかったです。

価格を抑えて、トップレベルのラバーを使いたい人

エボリューションシリーズは、とてもテナジーやディグニクスと比べても遜色ないほどの高性能です。

それでいて、価格もテナジー、ディグニクスやQ5といったラバーと比べると安く設定されています。

特にネットで買うと結構やすかったりします。

テナジーよりはディグニクスに近い印象を持つ人もいて、エボリューションMXSの高性能ぶりがわかると思います。

私も、ディグニクスぽいなと感じています。

価格を抑えつつも、トップレベルの上級モデルを使っていきたい方は是非一度使ってみてほしいですね。

まとめ

いかがでしたか?

こんなにいいラバーが、結構前に発売されていたなんて・・・

もっと早くから使っておけばよかったと思うくらいにいいラバーです。

ハードヒッターのあなたにぴったりの性能でしょう!

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