あけましておめでとうございます。SHUNです。
今日は、フォルティウスFTにします。
あなたは特殊素材を使っていて、
「いまいち安定感に欠けるな~・・・。」
なーんて思ったりしませんか?
そんな人につよーくお勧めしたいのが、このフォルティウスFTですね。マジで使った方がいいって。
もくじ
フォルティウスFTの基本性能
全体的な印象としては、SK7をマイルドにした感じ。これは他のブログでも言われている。
コントロールの良さが随所に表れている。
打球感
打球感柔らかい部類。ティモボルALCよりは柔らかい。若干手に響くが、木材合板の中では響かないほう。
やや掴むような感覚もあり、安定感がありそうな印象。
打球音
フォア打ちでは「コンッ」という木材の音がなる。
「ポコン」というようなこもりきった音ではなく、若干こもりのある打球音。
同じ7枚合板のルデアックより高い音がなるが、特殊素材と比べると圧倒的に低い音。
弾みスピード
★★★★☆(4.5/5)
よく弾み、よくスピードが出る。意外と飛距離がでる印象。
軽打時と強打時で、かなり弾みが違う。軽打時は非常に安定した球という感じ。
ティモボルALCやSK7よりやや弾まなく、ルデアックよりやや弾む。
回転性能
★★★★☆(4.5/5)
回転性能は非常に高い。
ティモボルALCよりも掛けやすく、自分の力でしっかりかけることができる。
スピンの最大値も高い。
コントロール性能
★★★★(4/5)
すべてのプレーにおいてコントロールがしやすい。
特殊素材からの変更であれば、間違いなく満足できるレベル。コントロールしやすくなる。
このラケットの一番いい部分が、弾みがある中でのこのコントロール性能だと感じる。
技術別レビュー
攻撃
ドライブはかなりノビて7枚合板らしいパワーのあるボールがいく。食い込む分、自分で打つ感覚があるから、回転やスピードも調節しやすい。安定感も特殊素材と比べて抜群に良い。
ループドライブもしっかりと回転がかかり、ティモボルALCよりも相手のオーバーミスを誘いやすい。下回転も持ち上げやすく安心感がある。
バックドライブもそこそこ食い込んで打ちやすい。
スマッシュはティモボルALCの方がやりやすい。フォルティウスFTはやや食い込む分、弾き系技術は特殊素材の方がやりやすい。だが、決してやりづらいことはない。
後ろに下がった時でもそこそこのボールがいく。フォア対フォアの展開でも、中陣までなら打ち負けない。
ブロック・カウンター
ブロックは程良く食い込んで、非常にやりやすい。
思ったところにボールがいき、責められた時でもチャンスメイクしやすい。フォアブロック、バックブロックどちらも素晴らしく安定した。
カウンターもやりやすいから、守備においては文句なし。
台上プレー
木材5枚合板と比べれば全体的に飛ぶが、それでも台上はとてもやりやすい。
ストップに関して、打点の早いストップはティモボルALCと感覚はそんなに変わらない。問題なく短くとまる。
素晴らしいのは、打点が遅くなっても、狙った短いところにポトッと落とすことができるところ。レシーブが多少出遅れても、頑張って短くコントロールできる。
ツッツキも、やりやすい。特殊素材よりも、ツッツキを鋭くコントロールできる。
フリックも非常にコントロールしやすい。フォア主戦の選手ならフリックを使ってバックサイドを攻めて、得意のフォアにつなげやすい。
チキータもとりあえず回転をかけておけば入る。
サーブ・レシーブ
サーブは良く切れるし、短く出しやすい。ロングサーブも非常にコントロールしやすかった。
このラケットのコントロールの良さはレシーブにも表れている。とにかく入れたい時に入ってくれる。
自分の回転で上書きすれば、かなり安定して入る印象。
まとめ:フォルティウスFTはどういう人にお勧めのラケットか
1.威力の減少を最小限に抑えて、ドライブの安定感や台上プレーの精度をぐっと高めたい特殊素材使用選手
これは僕に当てはまりますね。
僕はどちらかというと、一発の威力はあるけれど安定感がない選手と言われる部類の選手だと思います。
台上も苦手でしたが、この用具にしたところかなり感覚がよくなり、それぞれのプレーの自信が底上げされた感じですね!
2.木材5枚合板を使用していてもっと威力がほしい、なおかつ台上プレーなど繊細な感覚を残しておきたい選手
威力が出ない・・・
これは、木材5枚合板の使用者がブチ当たる壁ですね。
繊細な感覚を残しておいて、7枚合板にランクアップさせたいと言うのなら、お勧めです。
まぁこの理由であれば、ルデアックとかの方が結果としていいかもしれませんが。
でも、間違いなくルデアックよりパワーのあるボールが行きますので、個人的にはフォルティウスFTをすごくお勧めしたいですね!
もう、自信を持ってお勧めします。是非使ってみてください。