こんにちは、我流卓球理論のSHUNです。
あなたは、フォアハンドとバックハンドのどちらが得意ですか?僕は、どちらかというとフォアハンドのほうが得意です。
最近はバックハンドの練習をしてある程度自分の武器として確立されてきましたが、それでもフォアが持ち味だと思っています。
でも、そのフォアハンドが試合であまり使えなくなってしまったことがあります。
今回の記事では、フォアとバックのどちらかの調子が悪いと思っている人に読んでもらいたい記事です。
是非参考にしてみてください。
もくじ
筆者が得意のフォアハンドの調子を落としてしまった事例
筆者は一時期、自分の得意であるはずのフォアハンドの調子を落としてしまったことがある。
昔はバックが苦手でバックハンドで攻撃するのを躊躇していたが、
バックを振ったほうが幾分マシなのでは?と思うほどにフォアハンドの調子を落としてしまった。
原因は、苦手なバックハンドを克服しようとするあまりバックハンドに偏った練習メニューになってしまったことだった。
このおかげで、バックハンドの上達はすごく実感することになった。しかし、それと同時にフォアハンドの調子を崩し、試合で使えなくなってしまったのだ。
自信のあるフォアハンドは5分くらいワンコースで打ち込めばそれでいいと思っていた
筆者は、フォアハンドの感覚には自信があった。
練習しなくても、頭の中でしっかりと打球感覚を思い出すことができたからだ。
だから、練習の最初のほうにフォアドライブ連打をやっておけばとりあえずはいいと思っていた。
それしかやらなくても、ワンコース練習では感覚が良かったのだ。
しかしながら、ゲーム練習や実際の試合ではフォアハンドの感覚が非常に悪くなってしまった。
ここで気づいてほしいのは、いくら自分の得意技術だとしても、練習メニューに取り入れなければ試合で使いにくくなるということだ。
特に、フォアハンドとバックハンドというのは、「切り替え」が非常に重要なポイントになる。
筆者の場合は、いくらフォアハンドの感覚が良かったとしても、バックに偏った練習メニューになることで切り替えがスムーズにいかなくなってしまった。
切り替えがスムーズにいかなくなったのは、グリップチェンジがうまくいかなくなったためだ。
筆者はフォアとバックで握り方が変わるのだが、切り替えの練習を怠っていたために、グリップチェンジが若干遅れてしまっていた。
苦手を克服すること自体は筆者は大賛成だし、長所だけを伸ばそうとするのはあまりお勧めしていない。
しかしながら、配分を考えて自分の得意なことも練習しておかなければならない。
練習メニューのバランスを考えることが大事
ここで得られた教訓としては、やはり練習メニューのバランスが大事だということだ。
バックハンドを重点的に鍛えるとしても、練習内容の8割や9割がバックハンドになるのはいただけない。
この場合は、バックハンド6割、フォアハンド4割くらいの割合でやるといいだろう。
これ以上の比率にしてしまうと、偏りが生まれてしまい、プレーバランスまで大きく変わってしまう。
これを読んでいるあなたも、試合の前は特に気を付けたほうがいい。
両ハンドをバランスよく鍛えるオススメの方法と手順
両ハンドを鍛えるのにオススメなのは、切り替えし系の練習を取り入れることだ。
練習メニューの手順を紹介しよう。
1.まずは得意な打法をワンコースで練習する
2.次に鍛えたい打法をワンコースで、1よりも長い時間練習する
3.さらに、規則正しい切り替えの練習をする
4.レベルが上がればランダム要素を追加した切り替えの練習をする
このような手順で練習しておけば、バランスが悪くなることはないだろう。
それどころか、非常に効率のいい練習になるはずだ。
上記の練習を、サーブ・レシーブから始めることもかなりオススメだから、是非試してみてほしい。
まとめ
いかがでしたか?
両ハンドの調子が悪いのは、練習メニューだけではないかもしれません。
しかしながら、練習メニューが影響してプレーバランスが崩れていることがあるかもしれません。
切り替えしは自分のプレーバランスを保つことができるすごくいい練習になります。
なんだか最近、調子悪いなと思っている人はぜひ参考にしてみてくださいね!
今日は終わり!