こんにちは、SHUNです!
今日は、アンドロから発売されているラザンターR48についてレビューしたいと思います。
もはやほぼ自分の練習しない人間になって久しいですがせめてラバーレビューくらいはね!!(笑)
結論から言うと、飛距離の出る高性能ラバーです。
もくじ
ラザンターR48の特徴
薄いシートに厚いスポンジ
ラザンターシリーズの特徴になりますが、シートが薄く、スポンジが厚いという特徴があります。
スポンジを厚くすることで弾みの良さを出し、厚さをルールの範囲内にするためにシートを薄くした設計です。
さらにスポンジにはエナジーセルとよばれる技術加工を施しており、気泡が大きいことが特徴です。
硬度
48度です。
47.5度のテナジー05やファスタークg1、エボリューションMXP、Q5とほぼ同じ硬さとなっています。
しかし、48度とは思えないほどの柔らかい打感で、比較的扱いやすいと感じる人が多そうです。
恐らく、シートが薄くて柔らかく感じ、エナジーセルの大きな気泡によって食い込みが良くなっていることが原因しています。
重さ
カット後で49グラムでした。
ドイツテンションは比較的重めですが、やはりこのラザンターR48も重めです。
エボリューションMXSが50gなので、それよりは少し軽いかもしれません。
ファスタークG1と比べると重たいですね。
寿命
週三回で2ヶ月ほどです。
長くもなく、短くもないといったところです。
テナジーシリーズよりは長持ちします。
ディグニクスやファスタークG1と比べると、寿命は劣ります。
ラバーの全体的な感想
ボールが食い込みやすく、ラバー全体でボールをつかんで飛ばすタイプのラバーです。
指で触ると硬さを感じますが、打球してみると…
とても食い込みを感じます。
私はフォアでは柔らかく感じたので、バックで使えそうだな、と感じました。
Q5やディグニクス05と比べると、かなり柔らかく感じますね。
まぁディグニクスは硬度がそもそも硬いですけどね。
柔らかく感じるのに、性能自体は硬いラバーのそれって感じなので、これが流行るのもわかる気がします。
ちょっとテナジーっぽいよね。
良かった点
ブロックがやりやすい
まず、ブロックが非常にやりやすいです。
私は、柔らかく感じるラバーの方がブロックがしやすく感じるのですが、
硬さの割に打感が柔らかいです。
しっかりとボールを包み込み、安定してブロックを相手コートに返すことができるラバーです。
カウンターガンガンするぜ!!ってかんじでもないけど、伸ばすブロックもやりやすかったですね。
中陣からでも満足のいく飛距離を出せる
ブロックをしっかり抑えることが出来たので、中陣からは微妙かな?と思ったのですが、
予想を裏切るほど飛距離が出て、弧線を描いて相手コートに入ります。
中陣からバックドライブを打ちましたが、回転もかかって非常に好感触です。
ブロックは止まるけど、振れば振るほどにボールを飛ばすことが出来るラバーです。
良くなかった点
前陣だと、若干飛距離が出すぎることがある
やはり、はずみが非常に良いラバーなので、テナジー19と比べるとオーバーミスが多くなりました。
特に、前陣でバック対バックのような展開になると、
あれ?今のがオーバーミスなのか。と感じることが多かったです。
逆に弾みが欲しい人にはもってこいですね。
下回転打ちの時にシートの引っ掛かりを感じにくい
引っ掛かりを感じないわけではないのですが、テナジーやディグニクスと比べると若干ボヨンとした打球感なので
少し引っかかりを感じることができませんでした。
私がシートを使って回転をかけるタイプだったからかもしれません。
シートを使っても回転はかかりますが、どちらかと言うと食い込みを活かした打法の方が向くと思います。
ラバーの重量が重い
これはドイツ製の宿命ですが、どうしてもテナジーやディグニクスといった日本製ラバーと比べると重量が重くなりがちです。
(Q5は日本製ですけど重い笑)
ラザンターR48をオススメできる人
少ない力で、飛距離を出したい人
とにかく飛距離を出しやすいので、中陣から威力のあるボールを打つことができます。
シートが柔らかくスポンジも比較的食い込むので、パワーにあまり自信がなくてもある程度のボールを出すことが出来ると思います。
私は、趣味でトレーニングを週5回くらいガンガンしてるので、フォアハンドを打つ時にとても柔らかく感じてしまいました。(笑)
ハードヒットしすぎずに飛ぶラバーを求めている人にはとてつもなくいいラバーです。
まとめ
硬いラバーの性能が欲しいけど、打感が柔らかいラバーが好き、
という方にオススメしたいですね。