こんにちは、SHUNです。
本番の8割は準備の力で決まります。
どれだけ準備することができたか?によって、その結果は変わってきます。
今日は、その準備する力について解説していこうと思います。
準備する力が1番大切
試合など本番で力を発揮するためには、準備する力が1番大切だ。
もっと言えば、準備する力は人生を生きていく上でも非常に重要なのだ。
なぜなら、準備する力がないとぶっつけでリハーサルなしで本番を迎えることと同義だからだ。
もちろん、本番で頑張ることは大切だが、それでも本番の8割は準備の力で決まってしまう。
逆に、準備する力を持っていれば本番でも力を発揮できるのだ。
短期的な準備と長期的な準備
実は、準備といっても2種類ある。それが①短期的な準備と②長期的な準備だ。
以前にこのような記事を書いたことがある。
上記の記事では、「試合の前日に準備できること」を紹介させていただいた。
これがいわゆる、短期的な準備に当たる。
一方で、長期的な準備とは何ヶ月も何年も先からの準備のことを言う。
この、短期的な準備と長期的な準備の2つがしっかりとなされて、本番では力を発揮できるようになるのだ、
成功体験の負の財産
しかし、場合によっては短期的な準備だけでうまくいく場合がある。
というよりも、うまくいってしまうと表現した方がいいかもしれない。
短期的準備だけでうまくいくというのは「たまたま」そうなっただけという場合がほとんどだ。
そういったおいしい思いをした経験から、かえって本番に対する準備がおろそかになる。
まさしく、成功体験の負の財産だ。
これでは、本番に力を発揮できなくなってしまう。
試合前だけ練習するというのもこれに当たるだろう。
基本的に物事はレベルが上がれば上がるほど一夜漬けではどうにもならないということを頭に置いておこう。
世の中には、腰を据えて何かをしようとする人は少ない。
今は、卓球の動画にしても多くの方からの質問にしても「いかに効率良く上達できるか」が重要視されている。
もちろん、その考え方は素晴らしいし、私も出来る限り効率化して上達させたい、したいと考えている。
しかしながら、「効率よくやる」という思考の沼にハマっている人が多いのもまた事実なのではないかと感じる。
とくに、YouTubeなどが発達してきた今は、ラクして強くなりたいと言う人が増えたような気がする。
何故そう思うのかといわれると、質問内容などを見ればそれは一目瞭然だ。ラクをしようとしてる人はすぐわかる。
だが、効率ばかりを追い求めれば、帰って効率は悪くなるものだ。
たとえば、「効率よく上達するための動画を見たが、イマイチ初めは上手くいかない。」
という状況が大半なのだ。
それをなんども練習することなく、他の効率の良い方法はないか?と模索する。
これでは逆に効率が悪くなってしまう。
だからこそ、長期的な発想ができる人は強い。
長期的な発想ができる人は、「10年かけて上達する本」を買うが、できない人は「一瞬で上達できる!」みたいな題名の本を買ってしまう。
それだけ、「世の中には、腰を据えて何かをしようとする人は少ない」ということが分かる事例だ。
つまり、長期的な発想をすることは武器になる。長い時間をかけて、準備をしていくこともまた大切なのだ。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、2つの準備についてお話しさせていただきました。
短期的な準備については他の記事で解説済みなので、いずれ長期的な準備についても解説します。
とにかく、一夜漬けでなんとかなるほど試合は甘くありません。