【卓球ラバーレビュー】テンションラバーみたい!?ハイブリッドk1jの7つの特徴

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こんにちは、我流卓球理論のSHUNです。

ハイブリッドk1jを試しに打ってみたので、今日はそのレビューをしたいと思います。

結論、結構いいラバーです。

回転かかるし、威力も出る!

早速レビューしていきましょう。

ハイブリッドk1jを試そうと思ったきっかけ

私がラバーに求める性能は、引っ掛かりの良さと、程よい食い込みの良さだ。

ずっとテナジー05を使っているのだが、値段が高い上に寿命が短いため、変更しようと考えていた。

粘着ラバーは寿命が長そうだという思いと、テンションからの移行のしやすい粘着だと聞いていたから、ハイブリッドk1jを試そうと思った。

ハイブリッドk1jの良かったところ

・非粘着テンションからも無理なく移行できる

このラバーは、通常のテンションラバーからの移行がしやすい。

なぜなら、粘着独特の弾まない感覚がすくないからだ。

粘着ラバーにしては、食い込みも感じる。

実際に、軽い力でもボールがよく飛んでいく。

もちろん、テンションラバーと全く同じかと問われると、イエスとは言えないが、それでも他のラバーと比較すると非常にボールを飛ばしやすい。

筆者はテナジー05を普段使っているが、粘着としては十分に満足する飛距離だ。

テンションラバーから粘着に変えたいユーザーはオススメ

・ループドライブの回転量が凄い

このラバーの1番の特徴はこれだ。

ループドライブの回転量が豊富で、そのまま決定打になってしまう。

さらに、ボールが上に上がる感覚が非常に強いため、下回転に対してネットミスをすることが全くない。

しかも、相手が粒高カットマンでこちらがループドライブをすると、それだけでオーバーミスを誘えるほどの回転量だ。

カットで粘られたとしても余裕で持ち上がるのでツッツキが不要。

ループドライブの安定感と回転はテナジー05を遥かに上回っている。

回転量だけで、充分に戦えてしまうラバー

・ぶつけて打つと粘着ラバーの凄まじいボールが出る

粘着ラバーは、擦った時の回転量はもちろん凄いのだが、ぶつけた時に荒々しいボールが出るのも特徴だ。

このラバーもその例に漏れず、ぶつけた時の威力はかなりのものがある。

スピードだけで言えばテナジー05には劣るのだが、前述の回転量とボールのエグみはやはり粘着ラバーらしさを見せてくれる。

また、これは受けての印象だが、ボールが若干汚いため、天然で嫌らしさを出してくれる。

回転量、威力、いやらしさ、まさにハイブリッド。

・ツッツキがとてもやりやすい

台上技術のやりやすさもまた、評価できる点である。

特に、ツッツキがものすごくやりやすい。ツッツキをした時のボールの軌道が、とても低く安定している。

ゲーム練習の時もフォア前に落とされたボールに対して強烈にツッツキをして、相手が落とすと言ったシーンがあった。

低く鋭いツッツキを簡単に出しやすいため、相手に打たせる戦術を取る際も非常に便利だ。

とにかく、ツッツキに自信を持てる

・サーブの回転量が豊富

サーブの回転量も、やはり粘着ラバーなのでしっかりと切れる。

シートがボールに噛む感覚が手に伝わってくるから、自信を持ってサーブを切りに行くことができる。

ただ、回転量は出しやすいのだが粘着にしては意外とサーブが長くなりやすいような気がした。

とは言ってもコントロールできない部類ではないため、非粘着テンションラバーよりは短くしやすいと感じる人が多いはずだ。

サーブ、切れる

ハイブリッドk1jの悪かったところ

・上に上がりすぎて、オーバーする

ゲーム練習で試してみたところ、上回転に対して打球するときにオーバーミスが多い印象を受けた。

これは、極端にボールが上に上がる性能を持っているために、起動が高くなりすぎてオーバーミスを誘発している。

下回転打ちの時は素晴らしい性能を誇るものの、上回転に対しては回転の影響を受けて飛んでいってしまう。

・試合になるとループドライブに偏ってしまう

前述の、上回転に対してオーバーミスが出やすいことから、上回転に対してはシートにひっかけて飛距離を抑えで打った方が安定しやすい。

つまり、安定させようとすると全てチョリチョリとループドライブを打ち続けることになる。

前方向にスイングをしてパワーを出そうとすると、引っかかりすぎてオーバーしてしまうため、どうしても上方向にスイングして飛距離を抑えようとしてしまう。

よって、回転で圧倒できる相手なら良いが、ブロックが得意な相手だと振り回されやすいといえる。

もちろん、ぶつけるようにして前方向に打てばいいボールは打てるのだが、それにはミスのリスクが大きくなる。技術力は必要になるだろう。

スピードや威力の最大値は高いが、回転量以外の最大値を引き出しにくい。ぶつけて打てる人にはとても良い。

重量がやや重たい

重量は、カット後に52gありました。

同じ粘着テンションのディグニクス09Cよりも重たいですね。

 

まとめ

いかがでしたか?

ハイブリッドk1jを一言でまとめると、

全ての能力の最大値は高めで、回転量の最大値は引き出しやすいが、スピードの最大値は引き出しにくいラバー

と言ったところでしょうか。

テナジー05の方が全体的にまとまっていて、扱いやすさがありました。

ただ、ループドライブの回転量はマジですごかったです。。

SHUN
おわり

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